こんにちは。くまごろうです。
くまごろうがなぜ高度区分マニアになったのかを紹介します。
基本情報技術者試験 受験のきっかけ
くまごろうは文系です。大学では社会学を専攻していて、プログラミングには興味はありましたが、勉強をしたことはなかったです。
くまごろうの就活していた時期はちょうどリーマンショックの後で、プチ就活氷河期でした。
それでも運良く今の会社に内定をもらえたのですが、入社したら情報系の人間がたくさんいると思っていました。
その差を少しでも縮めたいと思って基本情報技術者試験を受験したのが始まりです。
試験自体は結構無謀で、プログラミングを学びたいと思ってC言語を選択したり、満遍なく勉強したりと、今から考えると効率の悪い試験勉強しているなと思っています。
応用情報技術者試験 受験のきっかけ
今でも忘れません。入社前の12月か1月くらいに行われた内定者懇談会で、
「基本情報技術者試験の勉強してくださいね」というお達しが会社から出ました。
「もう合格しているからどうしたらいいですか?」って質問したところ、
「じゃあ、応用情報技術者試験の勉強してください。」って言われました。
内心、「はぁ?」って思いながら、素直だった当時のくまごろうは、まじめに応用情報技術者試験を受験しました。
結果として入社直後の試験では、午後で数点足りずに落ちましたが、合格圏内に到達することができていました。
これだけの知識を身に付けると、大学で情報系を学ばなくても新入社員教育は楽勝です。
同期が泣きながら課題をこなす中で、情報系大学の出身者と楽しく新入社員教育を受けていました。
ちなみにその後の社会人生活ですが、最初から基礎知識があったおかげで、特に挫折もく生き延びることができています。
応用情報も満遍なく勉強しており正直効率は良くなかったのですが、この時得た知識のおかげで交読文の午前試験がかなり楽になっていると感じています。
初めての高度試験
初めての高度試験は、システムアーキテクト試験でした。
くまごろうは文章を書くことにコンプレックスがあり、これを克服するために初試験から論文試験を選択していました。
今なら「もっと簡単なやつからやればいいのに」と思いますが、当時はそれほど文章に対するコンプレックスを克服したかったんでしょうね。
ちなみにどれくらい文章に対してコンプレックスが有ったかというと、私立大学をセンター利用のみで受験したくらいです。センター利用だとマークシートのみで合格できますからね。それくらい漢字を書くことや字の汚さにはコンプレックスがありました。
試験結果ですが、結果以下の通りでした。
1回目:論文を書いている途中に論題からずれていることに気づき、試験放棄。
2回目:論文は結構いけていたのですが、あえなく午前1で不合格
この不合格をきっかけに挫折しました。ここから数年は試験勉強から遠ざかっていました。
データベーススペシャリスト試験の合格
システムアーキテクト試験での挫折から数年後、くまごろうは
「たまには真剣に勉強するのもいいかも」
というかなりとち狂ったことを考えました。
当時は休日出勤が多く代休が溜まっていたこともあり、試験前の水曜日から金曜日まで代休を取って、4日間フルで勉強する計画を立案し、実行しました。
完全に頭がおかしいですよね。
結果、合格してしてしまいました。
合格して思った事は、「こんなに簡単に取れちゃうものなの?」という感想とともに、「ローリスクハイリターンでコスパが良すぎる!!」という事でした。
当時(今もですが)くまごろうが勤める会社では、高度区分に合格すると50万円弱の合格報償金をくれる制度がありました。しかも制限はありません。
データベーススペシャリスト試験を合格するのに4日間しか使っていません。時間にして多く見積もっても40時間です。参考書代や受験料も2万円かかっていません。
時給1万円の仕事の爆誕です。やばいですよね。
副業をどんなに頑張ったって、時給1万円はベリーハードです。ブログなんて時給45円の仕事ですからね。くまごろうはこの記事を書いている時点では1円も稼げていません。レンタルサーバ代を考えると完全なる赤字労働です。
しかも資格試験には他にも以下のようなメリットがありました。
- 試験の合格が昇格要件になっている
- 転職などで有利になる
- 自身のスキルを向上させられる
対してデメリットは参考書代とか試験代とかの1~2万円のみ。
これらのメリットに目が眩んだくまごろうは、それ以降もなんとなく受験し続けるのでした。
その後
くまごろうはその後、高度試験を受験し続けました。
データベーススペシャリスト試験に合格後、毎年受験しています。
戦績は10戦8勝で、総獲得賞金は400万円です。
大体の大衆車は買えちゃう金額を獲得しました。結局、投資用資金になっていますけどね。
社内では頭のおかしい人として、資格関連ではちょっとした有名人です。
やっぱり尖った技能は受けが良いです。尖った特技があるだけで、たいていの欠点は気にされなくなります。
資格試験はくまごろうのスキルセットとしても有効でした。なんせ自分の専門外の会話でさえ、少なくとも理解できるだけの知識を身につけられたため、本来であれば何も理解できない専門家達の会話から学ぶことができるからです。
そして今、くまごろうは全区分の論文試験に合格しました。これまで資格試験でのノウハウやサンプル論文が沢山あります。これらの資産を有効活用するために、このブログを立ち上げました。
業務を独占できない資格にだって人生を変えられる力があります。転機となる可能性があります。
もしこの駄文を読まれている方が同じように思って受験されているのであれば、くまごろうはそのお手伝いをしたいなと思っています。
このブログがあなたの役に立てればいいなと思いっています。
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